【Blog 経営ノート融資戦略編①】 融資取引金融機関と付き合う際の注意点

◆融資取引金融機関と付き合う際の注意点とは・・・・・?◆

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事業に融資が必要なビジネスモデルで経営を行っていると金融機関との付き合い方には神経をつかうものです。

 

安定経営のためには金融機関との関係は良好に保ち、融資が必要なときにはいつでも好条件で調達したいと思うものですが

余程の好業績を維持しないかぎり低利で好条件の調達するには相応の負担が必要となります。

 

当社のコンサルティングを導入されている中小企業は、戦略的に良質な融資を調達可能とするためのアクションを取り入れていますが

普通の中小企業が自力で金融機関と円滑に付き合っていくためには、知っておかなければならない注意点が複数あります。

 

今回はそのなかから抜粋して3点お伝えします。<注>

 

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①融資の申し込みには決算書だけでなく試算表を提出する

融資を申し込みする場合に決算書だけでなく直近の試算表を提出し合わせて「現況」と「今後の見通し」について簡記した書面も提出する。

このアクションによって業績を詳細に把握して経営をしていることを金融機関に理解させる。

ただし、試算表の業績が前期決算書に比べ悪化している場合は金融機関から要求されない限り提出しないほうが無難である。

悪化している試算表を提出しなければならない場合は「現況」と「悪化している原因」と「悪化原因への対策」と「今後の見通し」 を簡記した書面も提出する。

 

②融資の使い道を勝手に変えてはいけない
融資が必要になった原因と融資資金の使い道は絶対に正確に伝える。
「資金使途違反をした企業」というレッテル貼られないように注意が必要。

 

③金融機関の担当者とのコミュニケーションは緊密に
通常ありえないことだが、もしも金融機関の担当者が過剰な要求を匂わせてきた場合。
まず、その要求が自社にとって困るものであることを率直に伝え、真意を確認する。
(大抵の場合は誤解の範疇であり、担当者は過剰な要求ではなく可能であれば協力してほしいというお願いをしていることがほとんど)

双方の認識ギャップが無い場合は、その要求が「担当者個人の考え」なのか、それとも「金融機関としての公の意向」なのかを 担当者に面前で訪ね、その返答を担当者の面前で手帳に記録する。

「この要求は、現状ではお受けすることが困難なので取り下げていただけませんか?」と 担当者の面子を保ちながら引き下がることを促す。

担当者が引き下がらない場合、「それならば支店長(あるいは融資課長)に直接相談してみます。」 と伝え、アポイントをとった上で金融機関に赴き 「担当者が要求している件は金融機関としての公の要求という理解で間違いないですか?」と尋ねる。

この段階まできても要求が解消されない場合、その場では決して曖昧な返事はせず「検討します」の一言で 退場する。その後速やかに銀行融資に精通した資金繰りコンサルタントと顧問弁護士に相談し打開策を考案し 実行に移る。(当社ではパートナー弁護士とタッグで対応しています。)

 

誠実な姿勢の企業に対して金、通常は融機関が無理な要求をすることはないので、まず誤解を解消することが重要である。

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以上、金融機関と付き合う上で注意すべきことを3点ご紹介しましたが、ほかにも資金繰りに関して企業の命運を左右する注意事項があります。

 

御社は金融機関と良好な関係を確立するための戦略をお持ちですか?

 

<注>
本稿の内容を当社のクライアントになられていない方が 独自に活用したことによる影響について、 弊社は一切責任を負えませんので、 活用する場合は自己責任でお願いします。
なるべく専門家のアドバイスを受けて対応することをお勧めします。